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春の園芸シーズン真っ盛りである。
普段はほとんど客のいないような園芸店にもお客が居り、しゃがみこんでは苗物の品定めを行っていたり、植木鉢に入れたり出したりしてデザインを楽しんでいる。この光景が一年を通して見られたらと思ってしまう。

X市郊外A店の店長に話を聞いたところ、「客数、購入単価とも昨年より若干良いが、新しい顔(新規客)は殆どいない。久しぶりのお客や常連客で数字を上げている」とのことである。
ここのところ、同様な話をしばしば耳にする。では、新規客はどうなっているのだろうか。
まず第一に考えられるのは、絶対的な園芸人口の減少である。日本の総人口は、これまでと違って減少に転じたことも原因の一つと考えられるが、それよりも新しく園芸を始めようという人の割合が下がった事が大きいと考える。これは、園芸の持つ育てる楽しさや充実感は何物にも換えがたいもの、と言うことを充分に伝えて来なかったツケと考える。

第二に考えられるのは、経済的要因である。所得格差がますます広がっているが、多くの人は負け組に属し、所得はよくて横ばい、大多数は所得減となっている。まさに「花より団子」で花に回す余裕はないのである。

第三に考えられるのは、園芸店の体力の問題である。どこの園芸店もこれまでにかなり体力を消耗しており、現状維持が精一杯という状況で、新規客を積極的に開拓しようとの試みは出来ないのである。
どの業種でも新規客が獲得できない店は必ず先細りとなり悲惨な結果を招くが、園芸業界は、業界そのものに新規客が少ないので、全ての店舗で先細りとなる恐れが強い。これは大きな問題で、一店舗や一会社で解決できることではない。業界を挙げて取り組まなければならない問題であるが、現状では無い物ねだりに等しい。
それぞれの店舗で、出来る事から始めていくしかない。

では、何から始めるか。経費をかけずに新規客を増やのは・・・。
頭を使いましょう。自分の店で出来ることは・・・。
それぞれの店が一つずつ取り組めば、全部合わせれば膨大な取り組みとなる。
きっと、お客が増えます。
 
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