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  「暑さ寒さも彼岸まで」と言うので、もう少しの辛抱で寒さから解放される。しかし、その後がいけない。昨年の猛暑の影響で、今年は杉花粉が猛烈に飛び、新たな発症者が大量に出そうだとの報道もある。
毎年、繰り返し放送される杉花粉の飛散画面を見るたびに、国の無策を思い知らされる。
花粉のない杉の導入促進が図られているようであるが、植物の世界に携わる者として、これしかないのか、これでよいのかと思う。見渡す限り杉または檜だけの植林はどう見ても異常だ。花粉が無くても杉は杉である。元来、日本の山林のほとんどは、気温や雨量などの条件により、広葉樹や針葉樹、雑木や草類がバランス良く配され、虫や鳥、動物がその自然と共に生きてきた。これを人間が壊し、人間に都合の良い杉や檜を植えた結果がこの有様である。まだ懲りないのか。
 
 
X市郊外のA店では春シーズンに向けて準備を始めた。今シーズンのキーワードは「転換」だそうだ。詳しい話は教えてもらえなかったが、商品のラインナップを大幅に見直し、A店の得意分野を更に追求するらしい。2月は在庫一掃、3月中旬からが本番と言うが、近郊のホームセンターやDIY、GSMとのより鮮明な差異化を図る為、新たな方向定めたらしい。やや遅きに失した感はあるが、私が前から言ってきたことでもあり、期待出来る。
期待出来る話がもう一つ・・・
 
4月上旬に、新しく、特色のあるショップがオープンする。 オーナーによれば「パンジーやビオラ、ポインセチア、シクラメン等の一般化しすぎてしまった植物に満足していない人達が大勢出てきている。そんな人達の要望に応えられる店にしたい」
「品揃えは、宿根草、花木、新樹種庭木、グランドカバー類がメインになるが、全て自分の足で探してきた物だけを並べる。また、そんな植物達を使った庭造りの提案も行う」という。期待出来る。
しかし、店舗運営という観点から見ると問題がないわけではない。花苗や鉢花を多く扱う店と違い、商品(店も)が地味になりがちという点、回転があまり良くないという点である。
また、従業員の問題もある。当然、商品知識が豊富で優秀な従業員が必要であり、簡単に、時給の安いパートで済ます訳にはいかない。優秀な従業員には相応の待遇も必要となる。
この店が、こうした多くの問題を乗り越え、「愛好家達が絶大に支持をする店」になるよう祈らずにはいられない。
なぜなら、長年、観測しているX市郊外のA店が、ホームセンターと戦いつつ「ガーデンセンターにおける今後の方向性」を見いだそうとしている店とするなら、この新店はその「答え」に最も近づいているかもしれないと考えているからである。
埼玉県南部にオープンするこの店には、今後も注目して行く。
新しい年から行動しよう
(2008/01/14)
生花店は場所
(2006/11/12)
夏の売り場提案
(2006/07/23)
新規客の獲得
(2006/05/08)
シーズンの始まり
(2006/04/07)
来年への助走
(2006/02/28)
集客について
(2006/02/07)
あなたの認識度
(2005/12/20)
同じ土俵へ
(2005/09/12)
たとえば苗物
(2005/07/23)
ガーデンショーで見た
 お客の特性
(2005/06/03)
「山場」直前の提案
(2005/04/19)
数字から読む
 ガーデンセンター経営
(2005/03/08)
春の気配
(2005/02/04)
スタートダッシュ
(2005/01/01)
昨日>今日>明日
(2004/12/07)
やはりヒト
(2004/10/29)
店舗運営考察
(2004/09/17)
夏の品揃え
(2004/08/16)
 
 
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