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2004年7‐9月期のGDP速報が内閣府から発表された。
設備投資の減少と輸出のスローダウンが個人消費の底堅さに救われ、6期連続のプラス成長だそうだ。個人消費は、猛暑効果や五輪効果という追い風はあったが、相次ぐ台風の来襲というマイナス要因を克服した結果である。やはり消費は伸びていることを再認識させられる。
 
では、ガーデンセンターの売上は伸びているのであろうかとアンテナを張ってみたが、明るい回答は聞こえてこない。前年対比で、ややマイナスが一番多く、2桁のマイナスという店もある。何故か?その理由と思われるものを聞いてみれば、「よく分からない」か「近くのホームセンターに客を取られている」かのどっちかである。

巨大な店舗を出店し続けるホームセンターに対し、一方では縮小あるいは撤退という現実である。つい、「ガーデンセンターには明日か無いのか」と弱気になりそうになるが、「いやそんなことはない。何か方法がある筈だ」といつも考える。画一的な対策や回答は当然ない。
ただ、自店の立地場所、店舗使用状況、駐車場、コンセプト、販売方針・方法、取扱商品、仕入れ先・方法、価格、人員等をもう一度総合的に見直して欲しい。お客は自店のことをどう見ているかを客観的に認識し、自店の強みと弱みは何か、お客様が自店に何を求めているか、また、求めさせるかを導き出せればシメたものである。

X市郊外のA店では売り場の小変更と商品の入れ替えを行った。落葉樹木や山野草の季節はずれの商品は奥で一塊となり、パンジー・ビオラやシクラメンがメインとなった。
パンジー・ビオラは契約農家からのものとタキイやサカタのものが主体で、展示台上の黒トレーに20〜24ポット入れて販売している。価格は128〜198円で極々オーソドックスである。でも、これだけで良いのか?と思ってしまう。
何処がホームセンターと違うの?価格それともメーカー名?ロケーションをホームセンターに変えれば何の違和感もない。ホームセンターそのものである。
これでは価格、種類、数量で勝てるわけがない。提案展示スペースがなくて、人手が足りなくて、時間が無くてという理由等は一切通用しない。

ガーデンセンターでは、平成8〜9年のピーク時と現在を比較して、ここが違う、ここが進歩したと自慢できることはほとんど無い。植物が多様化したこととレジや集計にパソコンを積極的に使用するようになった位か。
他業界は驚くほど変化している。100円ショップやスーパーホームセンターの出現、雑貨店の大量出店などはガーデンセンターと競合し、大きな痛手である。ガーデンセンターでなければという必要性が無くなっているのである。

ガーデンセンター明日は、昨日の反省と、今日のトライからもたらされると考える。
新しい年から行動しよう
(2008/01/14)
生花店は場所
(2006/11/12)
夏の売り場提案
(2006/07/23)
新規客の獲得
(2006/05/08)
シーズンの始まり
(2006/04/07)
来年への助走
(2006/02/28)
集客について
(2006/02/07)
あなたの認識度
(2005/12/20)
同じ土俵へ
(2005/09/12)
たとえば苗物
(2005/07/23)
ガーデンショーで見た
 お客の特性
(2005/06/03)
「山場」直前の提案
(2005/04/19)
数字から読む
 ガーデンセンター経営
(2005/03/08)
春の気配
(2005/02/04)
スタートダッシュ
(2005/01/01)
昨日>今日>明日
(2004/12/07)
やはりヒト
(2004/10/29)
店舗運営考察
(2004/09/17)
夏の品揃え
(2004/08/16)
 
 
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