TOP > ガーデンセンター・園芸店 コンサルティング > 定店観測(最新号)> 定点観測VOL.3
台風の影響で、食べ物を探しに里まで下りてくるクマの話がテレビから頻繁に流れているが、ほとんどの場合”駆除”されておしまいである。台風の影響はクマだけに限った話ではない。野菜の生産農家や果樹園等だけでなく、スーパーや百貨店も難儀していると聞く。  
ガーデンセンターはどうであろうか。今年は現在までに9つの台風が上陸しているが、ほとんど週末に来襲している。どんなに園芸好きな人でも台風の最中にガーデンセンターには行かない。まして一般の人は言うに及ばない。しかし、小売業の悲しさ故、どんなに天気が荒れていても店を開け、必要な人員は配置していなければならないのである。お陰で雨や風による商品被害も発生する。まさに踏んだり蹴ったりである。

ようやく台風や長雨が去り、秋晴れのもと、さあ商売と思うと既にマムやシュウメイギク、サルビア類のシーズンは終わってしまっている。こんな事が今年は何回あった事であろうか。
X市郊外のA店では、9月の出足は順調であったが、予算を割り込んだらしい。原因はやはり台風の影響による来店客数の大幅減である。10月も台風に加え、記録的な長雨により壊滅的(店長談)な状況とのこと。予算未達を天候のせいにするのは感心できないが、園芸業界に関しては理解してやらなければならない。これからのパンジー、ビオラ、シクラメンで挽回すると言うが、「他店も同じ事を思っている。かなり厳しいぞ。」

売上数字の稼げる庭園工事にも力を入れ、近所にチラシを蒔くらしい。ガンバレ店長!

激戦地でA店が長年の間戦って来られた要因は多くあるが、一番先に挙げられるのは、企画力と調達力が優れていることであろう。T店長代理とSバイヤーが他店ではマネが難しい企画を実現している。植物好きはかなり遠方からでも来店する。もう少し見せ方が上手ければと思うのは私だけだろうか。

次に挙げられるのは、オーナーの人柄であろう。A店のオーナーは従業員を信頼し、常に彼らが働きやすい環境を考えている。そして従業員もそれに報いるべく働くという図式が出来上がっている。

一般的に、ガーデンセンターのオーナーは、ワンマンで他人の意見など全く聞かないというタイプが多い。(あくまでも一般的にである)

一人の人間がどんなに頑張っても「一」以上にはならないということが解ってないので、部下の意見を吸い上げたり、共にアイデアを出し合ったりということはない。よって、順風の時はこの欠陥が隠れてしまい問題とならないが、逆風のときは「一」では戦えずジリヒンになり、やがて市場から”駆除”されてしまう。

ガーデンセンター事業で上場している会社が殆どないのは、こうした理由も一つと思っている。
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