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今年の夏は暑かった。
温度だけではなく、夏の始まりも早くなった。30℃を超える日が6月中旬から始まっている。私の過去の経験上、7月中旬位まで梅雨の雨空が続き、子供達の夏休みが始まると時を同じくして、30℃を超える猛烈な暑さが始まる事がほとんどだったと記憶している。また、今年は台風の上陸回数や、その威力の大きさも例年の比ではない。日本の気候は、一体どうなってしまったのであろうか。
 
園芸店の不調も、これらの異常気象と無関係ではないと思われる。
大抵の人は、気温が30℃を超えるとグッタリとしてしまい、生存の根元に係わること以外にはあまり熱心にはならない。ましてや、台風の日に園芸店に行こうとは、よほどの物好きでもない限り思わない。逆に快晴であれば、みんな遊びに出かけてしまう。天候もほどほど、気温もほどほどでないと、園芸店は繁盛しないのである。
X市郊外のA店(200坪程度)では、秋商戦が始まっているが成績は昨年より若干良く、順調な滑り出しとのことである。近隣にはDIYとGSM、昨年にオープンしたHC、加えてA店より格段に規模の大きいガーデンセンター(B店)があり、有数な激戦地である。この厳しい条件の下、売上を減らした時もあるが、植物の品種や奥行きにこだわった品揃えで中・上級者向けの展開をしてきた。
A店が昨年より若干成績の良い原因は、B店の閉店である。
B店は昨年オープンしたHCの影響で閉店のやむなきに至ったと思われる。私はB店を開店時より注目していた。立地条件、ハード・ソフト、品揃え、価格等取り立てて見るべきところが無く、激戦地への参入でどう変わって行くのか興味があったからである。しかし、残念ながら不心得な予想は的中した。

細かな点は別の機会に譲るとして、たったこれだけのことからでも、我々は改めて思い知らされる。
1
園芸業界は完全なオーバーストア状態であり、土地があるから、設備投資額が少なくてすむから等で簡単に参入できるという業界ではない。特別な戦略や超得意分野、運営ノウハウが必要であること。
2

ガーデンセンターの最大のライバルはHCであること。





HCの品揃えはガーデンセンターとあまり差がなくなってきた。
DIYやGMSは資本力があり、たとえHCと品揃えや価格が似ていたとしても、持ちこたえられるが、資本力の乏しいガーデンセンターでは簡単に勝負が付く。
ガーデンセンターは、規模や品揃えが中途半端では生き残れない。
ガーデンセンターはHCとの差異化にもっと熱心になるべきである。
3
コンセプトや得意分野を明確にしていれば、小型店でも生き延びられる。
HCは、今後店舗の巨大化に加え出店数の増加を図る傾向にあります。ガーデンセンターや園芸店の苦悩は、今後ますます増えて行くが、悲観することはない。「相手の弱点」をお客様に見せてやればよいだけである。
「我が道を行く」「大したことはない」等の"無視"した態度は、墓穴を掘る事になるであろう・・・。
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